時間と空間が伸び縮みする相対論の世界から、ホーキングを経て、宇宙は一〇次元だと考える超弦理論へ。重力とは何か アインシュタインから超弦理論へ、宇宙の謎に迫る (幻冬舎新書): 大栗 博司



重力とは何か アインシュタインから超弦理論へ、宇宙の謎に迫る (幻冬舎新書): 大栗 博司
素粒子物理学者の物理学本です。2012/5/29発売。

私たちを地球につなぎ止めている重力は、宇宙を支配する力でもある。重力の強さが少しでも違ったら、星も生命も生まれなかった。「弱い」「消せる」「どんなものにも等しく働く」など不思議な性質があり、まだその働きが解明されていない重力。重力の謎は、宇宙そのものの謎と深くつながっている。いま重力研究は、ニュートンアインシュタインに続き、第三の黄金期を迎えている。時間と空間が伸び縮みする相対論の世界から、ホーキングを経て、宇宙は一〇次元だと考える超弦理論へ。重力をめぐる冒険の物語。



素粒子論のランドスケープ: 大栗 博司



宇宙はなぜこんなにうまくできているのか (知のトレッキング叢書): 村山 斉
これほどやさしい宇宙論の本はなかった
なぜ太陽は燃え続けていられるのか。なぜ目に見えない暗黒物質の存在がわかったのか。なぜ宇宙はこんなにも人間に都合よくできているのか──宇宙の謎がよくわかる、村山宇宙論の決定版。



「地球のからくり」に挑む (新潮新書): 大河内 直彦
講談社科学出版賞受賞第1作! 地球は謎の塊である――。 その塊からエネルギーを次々に獲得し、万物の長となった人類は、今やエネルギー中毒に罹っている……。 なぜ、こんなことになってしまったのか? そもそも地球の定員は何人なのか? 人類は何を獲得し、生き延びてきたのか? 宇宙から飛来した石油の源、毒ガス開発学者が生み出した新肥料、人類を救う微生物、深海の「燃える氷」、日本の地下にある禁断の資源、そして、未来の新エネルギー……。 第一線に立つ地球科学者が、専門のみならず、工学、文化人類学、文学などの最新知見を駆使した、壮大な物語が綴られる。 エネルギーの発見・発明から新文明をもたらした20世紀の天才科学者たちのドラマや、激動の政治と科学をつなぐ歴史秘話も満載。 人類必読のサイエンス・スペクタクルであり、科学と文明史が見事に融合した快作。