iMacを命名した伝説のクリエイティブ・ディレクターが初めて明かす、ビジネスとクリエイティブにおける「シンプル」という哲学 Think Simple―アップルを生みだす熱狂的哲学: ケン・シーガル, 林 信行, 高橋 則明



Think Simple―アップルを生みだす熱狂的哲学: ケン・シーガル, 林 信行, 高橋 則明
アップルのクリエイティブ・ディレクターの哲学書です。2012/5/23発売。

「シンプル」は現代ビジネスにおける最強の武器だ
スティーブ・ジョブズのもとでアップルの「Think Different」キャンペーンにたずさわり、iMac命名した伝説のクリエイティブ・ディレクターが初めて明かす、ビジネスとクリエイティブにおける「シンプル」という哲学。
いまや世界一のテクノロジー企業となったアップル躍進の秘密とは?もちろん誰もが知っている事実がある。アップルには偉大なるビジョナリーがいた。デザインに優れ、エンジニアリングにも、製造も小売もマーケティングもコミュニケーションもすべてが優れていた。だが、それらすべてを超越した何かが、真にアップルをアップルたらしめたのだ。
――アップルは「シンプル」の熱狂的信者なのだ



未来を発明するためにいまできること スタンフォード大学 集中講義II: ティナ・シーリグ, 高遠裕子
私たちはみな、自分自身の未来を発明する役割を担っている。…………
さあ、思い込みを解き放ち、想像の翼を広げよう。

お待たせしました!
ベストセラー『20歳のときに知っておきたかったこと』の第2弾、ついに上陸。
NHKスタンフォード白熱教室』講師、ティナ・シーリグ氏による「イノベーション講座」実践編! ! !

人は誰でもクリエイティブな能力が備わっている。必要なのはそれを解放させてあげること。
あなたの創造性を開花させるためのヒントが満載です!




媚びない人生: ジョン・キム
「従順な羊ではなく、野良猫になれ」
「瞬間を生きる。次の瞬間、死んでもいいように」
「結果に対する全責任を負う決意に基づいた選択は、常に正しい」
「若い時代の漠然とした不安というのは、ネガティブな証拠なのではなく、ポジティブな証拠なのである」
「努力してなかなか結果が出ないときほど、喜ぶべきだ。最終的に得る結果は大きくなると信じて、努力し続ければいい」
「社会にある分類は、実は自分の力で超えられる。誰も見たことのない地図へと塗り替えよ」
「クリエイティブは、事前許可なしに生まれる。事前許可なしで動ける人間であれ」
「目的地がない船には、どんな風も順風になることはない」
「肯定のオーラの起点となる。与えることに喜びを感じる人になる」
「ボーダーを超えた異端児は、社会に対する説得のプロセスと証明のプロセスを経て、社会のリーダーになっていく」
など、著者の熱い言葉にやけどしそうになります。

「人間は確実に死ぬ。死んだ後に、君はどんなふうに人々に記憶されたい?君の生きた証しというものについて、君はどんなふうに今、語れるだろうか」
著者が、若い人たちにこの質問を投げかけると、多くの人が言葉に詰まり、やがては大粒の涙をこぼし始めるといいます。
みんな一生懸命に生きている。必死で目の前の物事と格闘している。しかし、思うような結果が出せない。 自分が努力していることが自分の目指す明るい将来につながっているのだろうか、と不安になり、この質問の答えがわからなくなり涙があふれるのです。
著者は、そんな時「他人の目、他者の目を意識するな」「そうやってもがいている自分は正しい」という言葉を贈ります。
「君の涙は自分と、自分の人生に真剣に向き合っている証拠なのだ」と。著者自身もそうだったのです。

「自分と向き合い、悩みなさい。そして、どんな瞬間においても、自分のことを信じなさい」という著者の言葉が、体に染みこみずっと心の中にあふれていきます。
この本は年齢を問いません。青春の志にあふれる方には是非読んでいただきたい1冊です。



それをお金で買いますか――市場主義の限界: マイケル・サンデル, Michael J. Sandel, 鬼澤 忍
私たちは、あらゆるものがカネで取引される時代に生きている。民間会社が戦争を請け負い、
臓器が売買され、公共施設の命名権がオークションにかけられる。
場の論理に照らせば、こうした取引になんら問題はない。売り手と買い手が合意のうえで、
双方がメリットを得ているからだ。
だが、やはり何かがおかしい。
貧しい人が搾取されるという「公正さ」の問題? それもある。しかし、もっと大事な議論が欠
けているのではないだろうか?
あるものが「商品」に変わるとき、何か大事なものが失われることがある。これまで議論され
てこなかった、その「何か」こそ、実は私たちがよりよい社会を築くうえで欠かせないも
のなのでは――?
私たちの生活と密接にかかわる、「市場主義」をめぐる問題。この現代最重要テーマに、国民
的ベストセラー『これからの「正義」の話をしよう』のサンデル教授が鋭く切りこむ、待望の最新刊。