人間心理のドラマと、ミステリーの醍醐味を味わう傑作七編。犯人のいない殺人の夜 (光文社文庫): 東野 圭吾



犯人のいない殺人の夜 (光文社文庫): 東野 圭吾
東野圭吾さんの推理小説短編集です。1994/01発売。ドラマ化の影響で売れてるようです。

木曜劇場『東野圭吾ミステリーズ』 - とれたてフジテレビ
魅力的な俳優たちが東野圭吾ワールドで存分に立ち回る……しかも、週替わりで毎回ハラハラさせられる……11人の主演俳優がズラリと並び、シリアスあり、コメディータッチあり、ホラーテイストあり……まさに「イベント」としての連続ドラマ。視聴者が次回を待ちわび、終わったらものすごく寂しい…そんなテレビドラマの原点、面白さを追求する企画だ。これまでにない冒険的なスタイルで、日本のドラマ界に旋風を巻き起こすことを目指す。今回は東野圭吾の短篇小説集(「犯人のいない殺人の夜」「怪しいひとびと」「あの頃の誰か」光文社文庫)から11作品を厳選してお送りする。

親友が死んだ。枯れ葉のように校舎の屋上からひらひら落ちて。刑事たちが自殺の可能性を考えていることは俺にもわかった。しかし…。高校を舞台にした好短編「小さな故意の物語」。犯人がいないのに殺人があった。でも犯人はいる…。さまざまな欲望が交錯した一夜の殺人事件を描いた表題作。人間心理のドラマと、ミステリーの醍醐味を味わう傑作七編。



怪しい人びと (光文社文庫): 東野 圭吾
俺は同僚の片岡のデートのために一晩部屋を貸してあげた。その後、そのことを片岡から聞いた2人の同僚、本田と中山にも部屋を貸すことになってしまう。3カ月後のある日、いつものように、車から部屋に戻ると、見知らぬ女が寝ていて…。(「寝ていた女」)あなたのそばにいる優しい人が、いつの間にか怪しい人びとに―。著者ならではの斬新なトリック満載の傑作推理集。



あの頃の誰か (光文社文庫 ひ 6-12): 東野 圭吾